2014年11月08日

熱帯びる市民マラソン開催競争 自治体、経済効果期待

市民マラソンブームが衰えない。9日に初開催の「福岡マラソン2014」(福岡市など主催、朝日新聞社など特別後援)など、比較的少なかった11月の大会も増えている。目指すのは地域のPRや高い経済効果。開催を希望する自治体間の競争は、熱を帯びる一方だ。

 市民ランナーは年々増えてきた。スポーツの実態調査や研究をする笹川スポーツ財団(東京都)によると、2012年に推計1千万人を突破。マラソンブームの起爆剤となった東京マラソンが始まる前年の06年と比べ、400万人以上増えた。藤原直幸研究員は「一人で気軽に、道具を使わずにできるスポーツが人気というトレンドに合っていた」と分析する。

 市民マラソンは大阪、名古屋などに広がり、山口県下関市や北九州市でも開かれている。いずれも全国からランナーが集まり、募集定員を上回る申し込みが相次ぐ。その「集客力」と高い経済効果に自治体側が気づいた。

 熊本市を舞台に約1万3千人が走った今年2月の熊本城マラソン。実行委員会によると、事業費3億4千万円に対し、宿泊費や飲食代、おみやげ代などで18億2千万円の効果があった。

 新規参入組も期待感を高める。来年11月に初開催する金沢市の里見浩次郎・金沢マラソン推進課長は「カニ、ブリといった食や温泉もある。観光地としてアピールできれば経済効果はより高まる」。抽選なしで出場できる海外参加枠を設け、韓国や中国、フランスなどでもPRしている。

 市民マラソンの増加について、関西大大学院の宮本勝浩教授(経済学)は「地域活性化を効率よく実現できる。健康づくりというイメージもプラスで、各地に広がった」と言う。一方、少子高齢化の進行もあり、市民ランナーはいずれ頭打ちになると予想。「ブームはいつまでも続くわけじゃない」と指摘する。

 大会の急増で「共倒れ」を懸念する声も出る。「そうじゃ吉備路マラソン」を開く岡山県総社市は2年前、県と岡山市が新たに計画した大会の中止を申し入れた。開催時期は未定だったが「短期間に二度も岡山に来てもらうのは難しいと考えた」と振り返る。その後、重ならない時期での開催が決まった。

 福岡マラソン実行委事務局の竹中菊博次長も「いずれ淘汰(とうた)されていくと思う。だからこそ、より魅力ある大会にしていきたい」と意気込む。

 雑誌「ランナーズ」編集部の黒崎悠さん(29)は、トイレや給水所の場所や数、着替え場所の確保などが出場者の評価のポイントになり、最も重要なのは沿道の応援という。「かけてもらえる声が多ければ、モチベーションが上がる」。ゼッケンの番号や名前を呼ぶのが効果的と助言する。
http://www.asahi.com/articles/ASGC55JV9GC5TIPE020.html
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マラソン大会も多くなりすぎると駄目なマラソン大会は淘汰される時期がきそうですね。
posted by marathon2015 at 23:11| マラソン関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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