若きエース-そんな風格すら漂わせるマウンドだった。広島・前田健太投手(20)が7回5安打2失点の好投で6勝目。今季阪神戦は3戦2勝、対戦防御率1・37という“虎キラー”ぶりで、チームは4位浮上。高卒2年目での6勝は、名球会投手・北別府学氏の5勝を上回る球団新記録だ。
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夕暮れの空の下、真っ赤に染まったスタンドに上ずった声が響き渡った。「ファンのみなさん、お久しぶりです!」。6月27日以来のお立ち台で、前田健が大観衆を沸かせた。
「めっちゃ気持ちいいっす。満員のファンが力になりました。やっぱり市民球場で勝つのが、一番うれしいですね」
広島市民球場最後の阪神戦で、またも虎キラーぶりを発揮した。7回2失点で今季3戦2勝、対戦防御率は1・37となった。この日の柱はスライダーだった。6人の左打者を並べた阪神打線に87球中、3割以上の30球を投じた。マエケンの代名詞といえばスローカーブ。だが、スライダーもこだわりの球種だ。
直球とカーブの間の球を求めて春季キャンプから“高速化”に着手。試行錯誤を重ねた。一般的なスライダーとは違い、ツーシームの握りで縫い目に指が掛かるぐらい指の幅を広げて投げることで、昨年は110キロ台だったスライダーの球速が、8月25日の横浜戦で自己最速の133キロを記録するまでになった。
この日も要所で多投した。ピンチを迎えた六回は20球中10球。「左打者への内角にうまく使えました」と話すように左打者は18打数4安打。六回無死満塁からは金本、鳥谷もこれで打ち取った。
高卒2年目での6勝は、球団史上唯一の200勝投手・北別府氏を超えた。「(去年は)想像できなかったです。まだ助けてもらっている部分が多いので…」と頭をかいたが、意識の高さで積み重ねてきた白星だ。
阪神3連戦で篠田、斉藤、前田健の若手3投手が好投した。ブラウン監督は「彼らはこれからも必要な投手になる」と目を細めた。9日から9連戦が始まる。Aクラス争いは最終コーナーに差し掛かった。中堅、ベテランだけじゃない。若鯉のほとばしる躍動が、カープのラストスパートには不可欠だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000022-dal-base
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若手投手が育ってきましたので、来季の広島は楽しみですね。今季のクライマックスシリーズ進出は・・・ちょっと厳しいかな。
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